【MC】天海春香 従姉妹戦の回顧

MCお疲れ様でした。

1ヶ月間に及ぶ選挙戦で、残念ながら私が応援していた天海春香さんは、役を射止めることができませんでした。

前回のTCでも回想記をしたためたので、今回も私なりに書き起こしてみようと思います。

(以下はあくまで春香陣営の片隅で妄言を吐いていた一個人の主観であり、ことに他陣営の当事者からすると実態に即していない場合があることをご容赦ください)

 

1.配役決定

2022年12月16日に企画が発表され、23日に天海春香MILLION C@STINGTwitterコミュニティが設立されました。

例によって事前にコンベンションセンターが開かれる気配はありませんでしたので、配役の模索はこのコミュニティで行われることとなります。

少女や姉妹、従姉妹などの話題も出ましたが、当初支持を集めたのは、ドジっ子属性のある新人ナース(刑事)。

 

また、支援絵が投下されて地味な大学生も注目されました。

その後行った事前アンケートでは、新人ナースが1位で、大学生が2位という結果に。

因みに先日より取っている春香さんへ似合う役の意識調査ですが、新人ナースと大学生が競り合ってはいますが、全体的には混沌としてますね💦

なんせ上位3役合計しても過半数に達してないので

現時点で
1位 新人ナース、2位 大学生
3位 従姉妹 4位 ピュア?令嬢
ですhttps://t.co/bOkVPhv3dm

— r-oran (@roran25792452) 2023年1月21日

ちなみに私は、別担当の未来が新人ナースに来ることがほぼ確実だったため、犯人ナース役を推していました。

ナースとしての掘り下げが試みられたりもして、このまま決定かなという空気でしたが、投票開始前になってにわかに従姉妹に注目が集まります。

そしてコミュニティで従姉妹が盛り上がる中、特に一本化はしないまま投票開始に。

 

あれ? スタートダッシュに成功している……。

正直、Twitterコミュニティという狭い空間ですら二転三転した配役決めの経緯で、ここまで割れなかった理由はよくわかりません。

この役は絶対に嫌だ、という人が少なく、多めに入った役に集中した結果でしょうか。

 

付記しておくと、過去の配役投票の戦訓から、カップリング推しは御法度であるという共通認識があり、「他の役との連繋は無理」であるから、それは考えずに推したい役にしようという方針でした。

加えて、TCにおいてコンベンションセンターに「役を765ASで埋める」旨の書き込みが多発した件(以下、春庵事件。詳細は各種TCの記事を参照してください。)の影響で、特に765ASアイドルとの連繋(一斉の時間を合わせることなども含む)は絶対に避けるという意見が支配的だったので、同テーマのアイドルで決めた人はそんなに多くないのではないかと思います。

また、同じ理由により外交全般に慎重な姿勢で、企画を他キャラのコンベンションセンターに書き込むことも、他陣営への干渉と取られかねないため控えました。

これらの外交に対する姿勢は、イベント期間を通じて大きく動揺し変化を生じることとなりますが、それは後述します。

 

2.序盤戦―動揺―

2月3日、歌織陣営の一斉投票で、このみさんが伸びて首位を奪われます。

また、同日の美希翼合同一斉投票により、苦しいかと思われた翼が一気に抜け出しました。

更に翌日にも、まつりの誕生日一斉投票により、このみさんに票が入ります。

……あれ? これ他陣営と協力してもいいやつでは?

春香陣営、味方いんくない?

陣営としての共闘は無理だとみんな思っていたら、いきなり実質3陣営から攻められる状況に追い込まれました。

千早は伸びてこないし、そもそも春庵事件のせいで連繋はありえない。春庵を絶対に許さない。

四面楚歌です。

春香や春香や、なんじを奈何せん――と嘆いていても仕方ないので、こちらも手を打たねばなりません。

他陣営が決めるより前に予定を入れてしまおうということで、バレンタインに一斉投票が決まります。

他が早めの一斉を企画する中、投票券を貯めて満を持しての一斉投票です。

ですが不安は残ります。

TCの時の一斉投票は想定よりも火力が少なく、また、告知の拡散も弱かったのです。

そもそも一斉を企画したところで、味方してくれる陣営が出てくるわけでもありません。

さてどうしたものか。

そんな折、貴音さんのコンベで動きがありました。

バレンタインの合同企画……。

これや!

合同告知なら拡散力の弱さもカバーできますし、味方のいない状況でなにかの取っ掛かりになるやもしれません。

貴音さんは765ASですが、既に瑞希との協力関係が見えていたことから、765ASとシアターの対立云々の問題もないと思われました。

というわけで、これに全力で乗っかります。

数日前に他のコンベンションセンターへの不干渉を確認したばかりでしたが、個人としてであれば企画参加も他への書き込みも自由、という方針が即日決議されました。

他の陣営からしたら、個人参加自由は当たり前のことでは? となるかもしれません。ですが春香陣営としては大きな変革です。

この企画はバレンタ因襲祭と命名され、一大合同企画へと発展することになるのでした。

 
3.瑞希Pとの草の根交流

さて、選挙戦の推移の話は一旦筆を止めて、このことを書いておかねばなりません。

春香・瑞希の同い年カップリング、はるみずです。

春香Pと瑞希Pの有志が熱い想いをダイマする、草の根の交流が投票戦序盤より始まりました。

当初より春香Pの票は千早とともに瑞希にも入れられており、そのこともこれを後押ししたのだと思います。

はるみずの芽が吹き出した頃に行われた瑞希陣営の一斉では、このみさんより幾分か多く春香に投じられるという結果になっています。

そしてその流れは、はるみず従姉妹デーという企画を起こすまでに発展したのです。

これまで公式ではほとんど絡んでこなかった春香と瑞希カップリング、はるみずは、有志によって見出され、この後さらに大きなうねりとなっていくのですが、そのことは春香Pも瑞希Pも、神ならぬ身の知る由もないことでした。

 

4.中盤戦―バレンタ因襲祭―

さて、話を選挙戦へと戻します。

日速が不利な中、春香陣営は大一番であるバレンタ因襲祭に向けて今はただ耐えるしかありません。

9日には恵美陣営による一斉がありましたが、この追撃はかわすことに成功。

首位を走るこのみ陣営は、歌織陣営と連携して10日に一斉投票を発動しました。

この時、票差およそ7万。

20時からの攻勢で更に引き離されるかと思ったその時、それまで沈黙していた千早陣営が動きました。

4時間でこのみさんが7万9000票伸ばしたのに対し、千早は自陣に11万5000票積み、カップリング票として春香に8万4000票が飛び込んできました。このみ歌織陣営の一斉投票が完全に相殺された形です。

これまで孤軍奮闘していた春香陣営はこの報に湧き、千早へお返ししようという声も上がりました。

絶望的と思われた戦況に光が差し、14日、初の一斉投票。天下分け目の天王山です。

私も告知動画を上げて全力投票であることを強調しました。

なんだこれ。

いや、私の引き出しだと、因襲村と聞いても八つ墓村ひぐらしくらいしか出てこなかったんですよね。

まあ動画はさておき、春香陣営としてはここで一気呵成に攻めるしかありません。

同時間に瑞希陣営、貴音陣営、このみ陣営が合わせていますが、これまでの票の流れから瑞希貴音陣営のそれは我が方にとって不利とはならないと想定されました。

日速では負けていたため、票差はその後11万まで引き離され、かくて攻勢開始。

直前に一斉投票を行っていたこのみさんの票の伸びは鈍く、票差1万まで迫ります。

しかし。

差しきれるかと思ったその時、まつり陣営のわんだ砲が火を吹き、このみさんの背中は遠くへ行ってしまったのです。

翌朝の時点で票差6万弱。

 

――終わった。

 

全力の一斉をしのがれては、もう成すすべはありません。

口には出しませんが、春香Pはみんなそう思っていたのではないでしょうか。

さらに追い打ちをかけるかのように、千早陣営撤退の報せが飛び込んできました。

千早のこの時点での得票を考えると勝ち目はまずないので、その決定は仕方なかったと思います。

多くの陣営が同時刻に一斉投票を行ったため、実際のところ、どれだけの割合が千早に流れたのかはよくわかりませんが、千早の対抗相手である瑞希にも多く流れており、そのことも決定に影響したものと思われます。

こうして春香陣営は、分水嶺たるバレンタイン攻勢で破れ、唯一の実質的協力関係にあった千早も撤退という形で、終盤戦を迎えることとなったのでした。

 

4.終盤戦―従姉妹春香をほっとかない―

敗戦の二文字がちらつく中、春香陣営は自らを鼓舞しつつ次の手を練ります。

残る票はほとんどが課金票である為、後日に遅らせたところで火力がそこまで大きくなることはないと判断し、25日のガシャ更新を待たず、時間に合わせられる人が多いであろう祝日の23日に単独一斉投票を行うことを決定しました。

使用していた「従姉妹春香はほっとかない」タグを「従姉妹春香をほっとかない」へと変更し、最後の勝負に打って出ます。

歌織陣営は同じく23日に、恵美陣営は24日に、瑞希貴音陣営は25日に、このみまつり陣営は27日に一斉投票を行うことを決め、かくて春香陣営と歌織陣営が口火を切る形で最終決戦の幕が上がりました。

 

この時点の状況を整理しておきます。

伝奇ホラーは、姉戦線の瑞希とまつりが死闘を演じており、カップリング投票である以上、最終日に浮動票が多数飛び交うことはほぼ確定的でした。

春香陣営にはこのみさんを抜き去って安全圏にまで持っていくような力は到底なく、勝つ可能性があるとすれば、最終局面を接戦で迎え、浮動票を多く取り込むこと。この道しか残されていませんでした。

一斉投票開始直前で票差はおよそ9万。

14日に一斉投票を行った以上、火力はそこまで出ないものと想定されました。

情勢の変化や、はるみずの盛り上がりで、瑞希に流れる票が増えるであろうことは想定していましたが、たとえそれによって、瑞希貴音陣営の一斉投票での春香への支援が増えたとしても、それでやっとこのみさんに追いつけるかどうか。27日に引き離されて終わりだろう――。

心持ちとしてはもう「天佑を確信し全軍突撃せよ」です。いや、信じてもいませんでしたが。

20時、一斉投票開始。

最悪の想定よりは伸びていますがやはり弱い。

瑞希に流れたのは想定通り。せめてまつりを差すまではいって欲しい。

瑞希がまつりを捉える。ここから票の流れは予想を超えた動きを見せます。

コアタイムをとうにすぎても票の伸びは大きな減衰を見せません。

そして11時前についにこのみさんを捉えます。

20日ぶりの首位奪還です。

一斉投票終了後まで票の伸びは続き、なんと6万の票差をつけてリードすることになりました。

この時何があったか、正直よくわかりません。

加勢してくれた瑞希Pをはじめ多くの他担Pがいたのは確かなのですが、どうやら話を聞く限りでは瑞希陣営にとっても想定外だったようです。

終盤の千早への票の入り方から、春香Pは少ないのではないか、という気もしますが、確信はありません。

内心みんな諦めかけていた春香陣営は、これで息を吹き返しました。

加勢してくれた瑞希Pへお返ししようという声も多く見られました。

そして25日、貴音瑞希陣営による一斉投票。

カップリング票が多数春香に流れ、一斉終了時点で票差12万6000。翌日には15万まで票差を広げました。

序盤に芽生えた小さな「はるみず」が、この時、大輪の花を咲かせたのでした。

 
5.最終局面―はるカーテンコール― 

27日のこのみまつり陣営一斉にそなえて、突貫工事で最後の企画が決定します。

火力が出ないのはわかりきっているので、一斉投票とは銘打ちませんでした。

これをしのぐことができれば、最終日は浮動票勝負となります。

そして運命の最終局面へ。

首位失陥。一気に抜き去られることも想定していましたが、なんとか耐えたかな、というところ。

しかし深夜にも票は積まれ、朝には票差は5万に。

やはりここまでか――。

そうだよ。何を諦めかけているんだ。

ここまでこられただけでも奇跡みたいなもの。

ならば後は、行けるところまで行くだけじゃないか。

気を取り直して再び決戦場へ。

春香はそこから徐々に追い上げ、ガシャ更新前についに首位を奪還します。

さあここから本当の浮動票勝負。

またこのみさんに抜かれての20時コアタイム

再び首位。しかし直後にまつり陣営の一斉砲火。

再びかわされる。

そして差は広がり――。

最後は、恃みにした浮動票の波に飲まれ、11万票差で終戦

1ヶ月に及ぶ選挙戦は幕を閉じました。

 

6.総括

まずはじめに。

天海春香を信じて280万近くもの票を投じてくださった皆様、本当にありがとうございました。

役を勝ち取ることができずに申し訳ありません。

ただ、負けておきながら何を言うかと思われるでしょうが、ここをこうしていたら勝てた、という道筋はまったく見えてこず、むしろ120%の善戦ができたという気持ちです。

周囲が実質的共闘関係を築いていく中での身の振り方、転機となったバレンタ因襲祭、終盤戦の口火を切った単独一斉、そしてなにより瑞希Pとの草の根の交流。

どこか1つピースが違っただけで、もっと大敗していたのではないか。

そんな気がします。

外交忌避の空気を無視するにしても、春香さんと同テーマアイドルの関係性を考えて、序盤にこれ以上の結果を生む協力関係を作ることは難しかったでしょう。

今回は流れに任せる形で、陣営として2票目に誰かを推すということも一切していません。

これは他の陣営も同様で、仮に明確に最初から陣営単位の同盟を模索していた場合は、多くの他担Pを敵に回すことになっていたものと思われます。

ただ配役決めに間しては、流れに任せずTwitterコミュニティとしての候補は立てて周知するべきだったかもしれません。

ちなみに、実は姉役に17万票近く流れていて、これが従姉妹に丸々入ったら勝っていたのですが、姉役を推していた人たちがどこにいたのかも全くわからないので、事前に一本化したところでこうなることは変わらなかった気がします。

謎の姉票に間しては、恨み言とかは一切ないですね。

周りの投票なんて気にせず自分の好きを貫けるって、素晴らしいことじゃないですか。

それも配役投票におけるスタンスの一つだと思います。

あと本文の流れで書けなかったのですが、最終日に従姉妹戦線以外の全コンベンションセンターに支援のお願いに伺いました。これに関しては不快に感じられた方もいると思います。

当初にあった他コンベンションセンターへの不干渉方針は、そういう悪印象を極力減らすためという意味もありましたが、目先の戦況で気が回らなくなっていました。

本当にすみませんでした。

これは、次回があるならばもう1度よく考えねばならないことです。

 

同一テーマ内カップリング投票に関しては賛否あると思いますが、私としては、この方式で本当に良かったと思います。

グリー時代からミリオンライブに関わってきて、こんなに人と人とのつながりを感じさせられたことはありません。

……まあ、中盤あたりは精神がかなりグシャグシャになっていましたけれど。

この企画で奇跡的に生まれた「はるみず」の火は、これからも消さずに守っていきたいですね。

1ヶ月間、本当にお疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

関わったすべての方々に、限りない感謝を。

 

個人的な投票内訳です。

 

最後に、完全な私個人の主観による、各陣営へのコメントで締めさせていただきます。

 

・まつり陣営

流れで完全に横から殴りかかるような形になってしまいました。

私は、TAではひなたに全票突っ込んでおり、ちょっとした申し訳無さもあったので今回はまつりに入れようかなと一斉前に少しだけ入れました。

ですが、千早からの支援でお返ししなきゃとなり、最後は選挙期間を通じてずっとこちらにメッセージを送ってきていた瑞希へ、と終始ふらふら。

次の機会があれば、まつりにも入れなきゃなと思わされた選挙戦でした。

……いや、本当、こんな経験をしたら、あまり軽い気持ちで投票できないですね。

激闘、お疲れ様でした。

 

・貴音陣営

バレンタ因襲祭ではお世話になりました。

多分そちらはそこまで意識していなかったんじゃないかと思いますが、あの企画は孤立無援の闇の中に差した光みたいに思えました。

戦況の関係上、そちらへの支援はあまりできませんでしたが、本当に感謝しています。

ありがとうございました。

 

・恵美陣営

まとめ役のPとはグリー時代からの縁もあり、Twitterコミュニティ開設時からちょくちょく覗いてはいたのですが……。

事前に役を一本化できて、土台となる担当Pの規模が大きくても、こうなってしまうこともあるのが配役投票の怖さですね。

戦局の推移がメインとなったので本文ではあまり触れられませんでしたが、同じ戦線を戦う仲間として忘れたことはないです。

春香さんと恵美はリボンを贈った縁もあるので、なにかの機会で共演できたらなと思います。

1ヶ月間お疲れ様でした。

 

・千早陣営

撤退決定の時は千早コンベンションセンターが荒れており、バレンタイン攻勢の頓挫もあって、全期間を通じてあのあたりが一番精神的にきつかったです。

あまり支援を回せず撤退の決断をさせてしまったことは、大変申し訳なく思っています。

千早へのカップリング票が少なかった理由としては、

・1位争いしていない。

・元から別の子を推している。

・春庵事件の影響もあり765ASとの連繋を避けた。

が上げられると思います。

ただ、こちらから強いアクションを起こさなくても、千早からは支援票が入るし中盤を過ぎて撤退もしないだろう、と勝手に思っていたというのは否定できません。

こちらの事情なんて知ったことではないでしょうし、その点において、春香陣営が先に裏切ったと言われても仕方ないと思います。

すみませんでした。

中盤まで総崩れせずになんとか持ちこたえられたのは、千早陣営のおかげです。

ありがとうございました。

後半戦、頑張ってください。

 

瑞希陣営

いくら感謝してもしきれません。

最後は、こちらが落選しても瑞希は通ってほしいという気持ちでした。

既に色々と書きましたし、これ以上語るのは無粋なので一言。

はるみずよ永遠に。

 

・このみ陣営

1ヶ月間お疲れ様でした。

 

……

 

あーーーーーーーーーっ、くやしい!

ずっと背中を追い続けて、最終局面で大接戦浮動票勝負まで持ち込んだ時は、100に1つの勝利の糸を手繰り寄せられたかと、ちょっとだけ思ったんだけれどなぁ。

届くかと思ったけれど全く届かない、高すぎる壁でした。

完敗でした。

当選、おめでとうございます!!

 

・未来陣営

……これは春香Pではなく未来Pとして。

これまで未当選だったので、今回は未来を全力で支援しようと思っていました。

事前の配役決めでは、新人ナース(刑事が)を推す声が多数で、私もAI先生にイラストを描いてもらいました。

かくして開戦し、スタートダッシュに完全に成功。

――これは行けるかな?

更に、追っていた真陣営と可奈陣営が相次いで撤退を決断。

未来は独走態勢に入りました。

――春香さんをほっとけない!

という経緯で、従姉妹戦線に完全に移ってしまいした。

はい、何もしていないです。

何も語る資格はないので一言。

その後も陣営をまとめてくださった方々、票を入れ続けてくださった方々、本当にありがとうございました。

宿願の役を獲得できて良かったです。

 

そして最後に。

・春香陣営

お疲れ様でした。

まとめ役をつとめてくださったそにっぴー氏をはじめ、すべての同僚に感謝します。

今回の選挙戦は敗退という結果に終わりましたが、得るものも大きかったと思います。

次は勝ちましょう!

 

了。

【TC】天海春香FD戦の回顧ー反省と今後の展望- あと未来陣営について少々

TCお疲れ様でした。

1ヶ月に及ぶ選挙戦でしたが、私が応援していた天海春香さんは、暫定ではありますがファイナルデイ(以下FD)役を射止めることが出来ました。
この記事では私なりに選挙戦を振り返ってみようと思います。

なお、春香視点の選挙の流れの仔細につきましては、春香陣営で音頭を取ってくださったスタントンPのブログが詳しいですので、こちらをご参照ください。
TC振り返り①配役発表から初のダイマ発表まで - stantonharukaの日記

(以下はあくまで春香陣営に属していた一個人の主観であり、ことに他陣営の当事者からすると実態に即していない場合があることをご容赦ください)

1.配役決定
ニコ生で配役が発表されると同時に、春香P間で話し合いが始まりました。
まず注目を集めたのは、アマミリリスのワードが先行したアマリリス役。
他の有力アイドル複数の参戦も仄聞される中、その方向で話が進みましたが、ツイッターではFDを推す声が多数であることから、FD役に舵を切りました。
「今更閣下役は嫌だ」という声もありましたが、少数であり、ほぼ抵抗なく押し切られた形です。
ただ、黒春香のイメージを嫌う人にも配慮して、白春香の閣下像アピールが試みられたりもしています。
で、私はですが、レッドリボン軍というワードを目にしたので、開戦前に即席で切り貼りMADを作りました。



……はい、以上で私のTCでの活動は終了しました。
以後話し合いや雑談には一応参加していますが、ほとんど何もやっていません。
でも今後も流れはそれなりに把握しているので、この記事はもうちょっとだけ続くんじゃ。
なお、本動画についてですが、雑な切り貼りMADにもかかわらず8600回も再生していただきました(2019年1月26日時点)。
ひとえに広告宣伝をしてくださった方々のおかげです。ありがとうございました。

2.開戦と琴葉の転戦
開戦と同時に春香さんはスタートダッシュに成功しFD役で1位に付けました。
13年積み重ねたイメージの賜物か、事前のアピールがうまく行ったのか、勝利のために他の役を推すPも協力してくれたのか、理由は定かではありませんが、ここで失敗した陣営が勝利することは困難を極めますから、完璧なスタートです。

が、幸先良く始まったFD戦線は、急転直下の事態となります。
孤島の主人公役戦線において茜ちゃんが電撃戦を成功させ、その結果を受けた琴葉がFD戦線に転戦してきたのです。
かくて美也との一騎打ちだったFD戦線は三つ巴の様相を呈しました。

3.荒らしの跳梁
FD戦線が風雲急を告げる中、難事が春香陣営に降りかかります。
一部のPが、「役を765ASで埋める」ことを主張しだしたのです。





なるほど、家庭機用のアイマスやアニメにしか触れていないPからすれば、さほどおかしくない考えだったのかもしれません。
しかし、ミリオンライブは52人で765プロのコンテンツです。
何年もミリオンライブに関わってきたPの多くは、765AS担当であってもシアター組にお気に入りの子がいます。
765AS以外を排斥する思想は、ミリシタPの多くからすると、異物で和を乱すものでしかありませんでした。
悪気なくそういう発言をされた方もいらっしゃったとは思うのですが、この状況で、人の話を全く聞き入れなかったり、虚偽の話をしてAS埋めを主張する書き込みが多数乱立する事態となります。







この春庵と称するユーザーが、春香コンベで決まったと騙り、他アイドルのコンベを荒らし回りました。
状況が切迫したため、事態に対処するべく春香P数名の有志による荒らし対策会議が開かれました。
参加したPは多くはないとは言え、冷静に話し合えたことはプラスになったと思います。
各コンベの謝罪とは別に、私個人でも、運営に対しグリー版にあったファン数表示を実装して欲しいと要望を送りました。
果たして翌日、運営から正式に声明が出ました。


ファン数表示や荒らし対策機能は実装されませんでしたが、運営による事実上の荒らし認定です。
私としては、どう見ても荒らしではあるが建前としては身内から出た不始末として謝罪すべき、というスタンスだったのですが、これにより、内外に春香陣営とは関係のない荒らしであると認知してもらえました。

……後日談。この春庵氏、姿を消したのかと思っていたら、正月休みを満喫し新年になって現れました。



運営さん、仕事してください。
あと、この春庵氏に呼応するかのように工作認定する方がいました。





名前が違いますがIDが同じですね?
悪気なく言ってしまう人もいたのかもしれませんが、荒らす意図を持って書き込む人がいた事の証左でしょう。
先述した荒らし対策会議以外の方々も、問題のある書き込みに対し適切な対応をしてくださったことで、大火には至らずに済みました。春香Pが意識を共有できた結果だと思います。
非常事態に際し奔走したすべてのプロデューサーの皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。
そして他コンベの皆様、大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。

4.幻のしじみリボンサンドと琴葉撤退
界隈が765AS埋めで不穏になる中、コンベ同士の交流で新たなユニットが誕生しました。
FD戦3者による合同ユニットです。
しかし結論から言うとこのユニットはすぐに殆ど語られなくなりました。
琴葉がFD戦線から事実上の撤退をしたからです。
三つ巴ポスターを作ろうという話は立ち消えになり、
残った美也と友好的な対戦を演出しようという空気も雲散霧消しました。
これを境に春香陣営は、美也陣営の動向を注視し対策を練るようになります。

5.不振に終わったキラメキ侵攻形
これ以降、春香陣営は以下の方針に従って行動しました。
 
・一斉でまくられないように美也との票差をキープし続ける。
・票を集中して大量リードすることはしない。
・注目されないことで浮動票の流入を封じる。
 
春香陣営では常に日速と票差を意識し、必要に応じて定時投票の量を増やすことで、美也との票差を保とうとしました。
当初はこのまま最終日(ファイナルデイ)の一斉投票まで持ち込む算段でしたが、ここで美也陣営が仕掛けます。
ニドイッチ作戦と号して、数値目標を掲げ年末からの攻勢をかけてきたのです。
このまま座視していては接戦に持ち込まれてしまうことから、春香陣営は急遽一斉投票を企画しました。
30万票を目標とした限定一斉投票です。
春香陣営では、これまで一斉を企画していなかったことと、美也の票の動きが想定を上回ってはいなかったことから、作戦発動直前には楽観的な空気が充満していました。
一部には、もっと上の数字目標を掲げるPもいたほどです。
しかし蓋を開けてみると、優勢であったこともあってか票の出し惜しみが発生。
発動前の24万票から目標の30万票に到達したのは、6時間も後のことでした。
目標は達成したとは言え、他の戦線における一斉投票や、作戦発動直前の空気から鑑みると、作戦は不振に終わったと言わざるを得ません。
春香陣営選対本部のアクティブ度に反して、非コア層に対する組織力・拡散力の低さが露呈しした結果です。
とまれ、この作戦により再び大量リードを得た春香陣営は、従来の方針通り票差を維持することになりました。

6.終戦
結論から言うと、この後大きな波乱はありませんでした。美也が肉薄してくることはついぞなく、最終日には票差を拡大してFD戦は終結しました。
今になって論じるならば、正月攻勢を切り抜けた時点で勝敗は決していたのやもしれません。
しかし、期間中はいつ美也がまくってくるかわからず、先の一斉不振もあって、こちらの持ち票がどれだけあるかもわからないままの戦いでした。
おそらくこれは、数値目標を次々に掲げるプランを立て、全力一斉を実施しなかった美也陣営も同じではなかったかと思います。
春香陣営の行動は常に美也陣営の動きに応じたものであり、その行動は後手に回りました。
もし美也が電撃戦を成功させて接近戦に持ち込んでいたら、大量の浮動票が乱舞する事態となったでしょう。
最終日の女主人戦線を見れば、一斉投票の為に票を残していたところで、雲霞の如く押し寄せる浮動票の前には担当Pだけではどうすることもできなかったことは明らかです。
最終日(ファイナルデイ)一斉投票に拘ったのは、その点において危ない橋でありました。

7.課題

FD戦の回想を終えたところで、いくらか気になったことや反省点を書き出してみたいと思います。

イ.配役と方針の決定
主人公や先生に流れた票も一部ありましたが、結果としてはほとんど割れませんでした。
ただこれは、ハマリ役であったことが一番大きいのではないかと思います。
閣下を忌避する層に納得してもらえたのかもよくわかりません。
配役決定で紛糾した経験がないことが、次回以降初動のつまづきの原因となることは十二分にありえます。
また、TAやTBで綻びを見せなかった陣営がTCでは荒れてしまった、という事例が多々ありました。
今回はコンベでの意思決定が徹底され、大きく決裂するようなことはありませんでしたが、次回以降、劣勢に立ったり、進行に不具合があったりすれば、どうなるかはわかりません。
他の陣営の記録から戦訓を見いだし、破綻することのないようにしなければなりません。

ロ.一斉投票
先に上げた「キラメキ侵攻形」と最終日の「キミがいて軍になる」は、一斉投票としては小火力に終わりました。
終始優勢であったのが大きいのでしょうが、他の戦線ではリードしている陣営でも大火力一斉を見せつけた例もありますし、この結果はなんとも心もとないです。
春香陣営の作戦で目論見が外れたのは、実質この一斉投票だけではないでしょうか。
もし琴葉が一本化してFDにやってきていたら、攻勢を受け止めることが出来なかったのでは、というのが偽らざる気持ちです。
次回以降は最終日(ファイナルデイ)にやらなくてもいいでしょう。

ハ.拡散力・宣伝力
ツイッター告知のRT数で美也に負けていた局面もありました。他の戦線とは比べるべくもありません。
スクショ企画やおみくじなど、票とは直接関係ない企画もありましたが、どの程度他の陣営に認知されていたのでしょうか。
拡散力の拡大は次回以降の課題でしょう。
春香陣営の宣伝は10年以上積み重ねたイメージの上に乗ったもので、この点において美也陣営の方が上だったのではないかと思います。

砂浜先生の漫画でもFD役だったりしましたし、春閣下のイメージはやはり大きかったのでしょうね。
あとこれが公式でいいよ。

ニ.荒らし・問題発言
これに関しては、概ねうまく対応できたと思います。
陣営全体の気を引き締め、事が起きたら迅速に適切な処置をすることは次回以降も求められます。
ですが、他人の言動をコントロールすることなど無論不可能ですし、TC期間中にしてもたまたま荒れなかっただけかもしれません。
取り越し苦労であればよいのですが、振り返ってみるに、他アイドルの担当が見たら快く思わないのでは? という発言は、私のものも含めてあったと思います。
他の陣営と喧嘩しても得することはありませんし、問題のある言動は自陣営のイメージを大きく損なう結果をもたらします。
春香さんの言葉を借りるなら、「全員で走り抜きたい。今の全部で」
自陣営に厳しく、他陣営には寛容でありたいですね。

8.最後に

以上、私なりにTCを振り返ってみました。
事実誤認やツッコミどころなど多々あるかと思いますが、何かの参考にでもなれば幸いです。まあ、ならないでしょうけれど。
最後まで読んでくださった方、お付き合い下さりましてありがとうございました。
会議で進んでまとめ役を引き受けてくださったスタントンPをはじめ、それぞれの得意分野で支援してくださった春香陣営の皆様、票を入れてくださったプロデューサーの皆様、戦線担当は違えどTCを盛り上げてくださった全ての皆々様に限りない感謝を。

最後に、一部他戦線の簡単な感想で締めくくりたいと思います。

志保
TAで大きく荒れ、TBでもそのイメージに苦しめられましたが、今回はほころびを見せることなく、且つ最後まで油断せず票を入れ続けた完勝でした。
担当Pの心が一つになった結果だと思います。
初勝利おめでとうございます。

律子
多彩な支援で楽しませてもらいました。
残念ながら勝利には届きませんでしたが、その姿勢に勇気づけられた他担当も多いかと思います。
お疲れ様でした。

まつり
2回連続惜敗。TAではひなたに入れたなぁと思い返しながら、僅かではありますが票を投じました。
暫定勝利、おめでとうございます。

千鶴 エレナ
ちづエレきてる。





私は未来Pでもありまして、TBでは支援MADを上げて全票突っ込みました。
ご存知の通り結果は敗退。
2位枠でボイスドラマ出演するも、これじゃない感は拭えず、TB敗戦はかなり引きずりました。
今回は春香さん参戦ということで、話し合いへの参加はそちらに専念。
未来には支援MADをポチポチ作るも結局間に合いませんでした。

まあそんなことはどうでもいいです。
TCの未来さんは過去最大の惨敗でした。
これに関して、本当に何もしていない私がああだこうだ言える道理は勿論無いのですが、TC終了後、未来陣営に対する告発が出回りました。
未来Discordがコンベに介入し意図的に発言を流した、というものです。
公式コンベは開催と同時の設置であり、使いづらかったこともあり、外部で話し合ってからコンベに持ち込むことようにしていた陣営は多いようですし、これ自体は何の問題もありません。
ですが、所詮外部に過ぎない一部のコミュニティが公式コンベを軽視しては、荒れるのは当たり前です。
未来陣営に関していえば決定はコンベで行っていましたが、議論をコンベでやれなかった、そういう空気がなかったことも原因でした。

TC春日未来陣営について - 髪留めと絵本と
個人的なTCの未来陣営で思ったこと

TCで関わっていない私が言うのもなんですが、三連敗の上にこの状況は正直悔しいです。
この敗戦を受けて、コンベでもDiscordでも意識を変えるべきだという声が上がっていますし、次回では状況が改善されることを願ってやみません。
恥を雪いで次こそは勝利を。

……製作中の支援MADはその内完成させます、多分。

3月10日追記。
動画できました。